近年、クロムなめしは、専用機械の価格やそのメンテナンスの大変さに加え、有害なクロムの薬品を扱うことによる体力的な負担も合わさって、それを行う職人の数が減っている傾向にあります。しかし、クロムなめしには、耐熱性、低コスト、完成までの迅速さ、というメリットがあり、弊社は、このメリットを生かすべく、クロムなめしに最も重点をおいております。
通年安定したクロムなめしを行うには、ドラムの回転数や温度など、細心の注意とノウハウが求められます。
弊社では、常日頃から時間刻みに作業工程や内容を記載しており、この積み重ねでミスを無くし、高品質で安定したウエットブルー(クロムなめしを施した湿潤状態の皮)の生産体制を整えています。
また、他の会社様のウェットブルーで出来ない製品が"きたなかのウェットブルー"なら出来る事があります。
実際にきたなかのウェットブルーでしかアカン!とおっしゃって下さるタンナー様もおられます。
なめしの品質・管理力については自信があります。
品質を証明する試験成績書を以下に公開しました。どうぞご覧ください。